高知県の歴史、名産品などの面白い雑学を紹介します。

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高知県の歴史

高知県の位置
高知県の位置

土佐国は、平安時代には日本の辺境とされていて、流刑地としても使われていました。

そのため、土着の豪族は、中央から追われたり逃げてきたりしたものが多いようです。

例えば、戦国大名の長曽我部氏は、飛鳥時代の蘇我氏の支族が長岡郡に定着したもの、さらに香宗我部氏は、同じく蘇我氏が香美郡に定着したものだそうです。

このあたりの地名と名前の関係は興味深いですね。

長曽我部氏の後に土佐を支配したのは「内助の功」で有名な山内一豊です。

このころに、長曽我部氏が作った一領具足の制度は廃止され、郷士といわれる身分となりました。

土佐が日本史上最も重要になってくるのは、幕末から維新の時代です。

下層階級である郷士から、坂本龍馬や中岡慎太郎などの志士があらわれ、大きな活躍をしたため、維新政府では「薩長土肥」といわれるほど発言力が強くなりました。

廃藩置県のあと、一時的に徳島県が編入されたこともありましたが、後に分離されて現在の高知県になりました。

高知の県民性

酒好き

よく知られているかもしれませんが、高知県では酒の席が多いです。

男女ともによく飲みます。また、酒の種類も、ビール、日本酒、焼酎、ウイスキーなど、なんでも出てきます。

「少々飲む」といえば「2升飲む」といわれていますので、高知県ではよっぽどの自信がない限りは「あまり飲めない」といったほうが無難ですね。

喫茶店好き

高知県は人口に対する喫茶店の密度日本一だそうで、喫茶店でお茶や軽食だけでなく、ボリュームのある食事をとることも多いようです。

また、開店時刻もやたら早く、朝5時ごろに開く店が多く、モーニングを食べてから出勤する人も多いようです。

「いごっそう」と「はちきん」

「いごっそう」とは、高知県の頑固で豪快な男性をさす言葉で、「異骨相」が語源といわれています。

また、女性でおてんばで豪快な人は「はちきん」といわれます。

4人もの男性を手玉にとるから(4人×2個=8金、わからない人はお父さんに聞いてね)。

女らしさを金にたとえて、普通が10金、少し足りないので8金。

などといわれていますが、このあたりはおそらく俗説だと思われます。

なぜなら、昔は「浅はかな人、お調子者」のような意味で、男女両方に使われていたからです。

ほかの説としては、

  • 針屋金蔵の略称、針金から八金。
  • 八綿屋金右衛門から八金。
  • 八百屋町の金助から八金。
など、ある人物の性格、行状などを揶揄した言葉を、その人になぞらえて罵倒したり、たしなめたりする感じで使われていたようです。

「たろばあ」

「にほんごであそぼ」で取り上げられた「たろばあ」は、「たろ(たる、足りる)」+「ばあ(ばかり、くらい)」で、「好きなだけ、足りるだけ、十分な量」という意味です。

高知の県名、地名のいわれ

国産みの神話のなかで、「土佐国は建依別(たけよりわけ)と謂ふ」という記述があり、古事記のころから土佐とよばれていたようです。

「とさ」の語源としては、土佐人の気質から、俊聡(としさとし)に基づくという説もありますが、地形から「土狭」、「遠狭」、「門狭」などともいわれていて、定説にはいたっていないようです。

また、「土佐」は「都佐」、「土左」とも書かれることもあり、ひょっとすると、都落ちした人が「都の佐(左、つまり西)」という意味でつけたものかもしれませんね。

平安中期ごろには「土佐」が定着したようです。

長曽我部氏が滅亡した後、国主として入国した山内一豊は、初め浦戸城に本拠を置きましたが、土地が狭かったために、2年後にもともと城があった大高坂山に城を築きました。

この大高坂山は鏡川と江の口川に挟まれたデルタ地帯だったため、真如寺の僧によって河内(こうち)山城と命名されました。

しかし治水に苦労した代々の藩主は「河内」という字を嫌って、五台山竹林寺の僧に命じて改めさせ、高智山となりました。

この「高智」がいつとはなく「高知」となったようです。

高知県の地理、気候風土

年間日照時間は2000時間を越えて、全国1位をあらそっている上に、年間降水量も4300ミリくらいで日本一となっていいて、晴れるときと大雨と極端な気候となっています。

台風も多く、上陸数は鹿児島についで2位となっています。

さらに山地率も89%と高く、四万十川、仁淀川、吉野川と大きな河川もあり、長い海岸線とともに非常に豊かな自然を形成しています。

四国最南端足摺岬国立公園、足摺宇和海国立公園をはじめとして、 国立、国定、自然公園などがたくさんあります。

高知県の名物、特産品、観光地など

特産品

なす、ししとう、しょうが、みょうが、ゆず、文旦などが全国1位。

カツオの一本釣りが有名で、特にソウダカツオの漁獲量は日本一ですが、他県の漁港で水揚げすることが多く、県内の水揚げ量はさして多くないです。

名物

馬路村のゆず飲料「ごっくん馬路村 」、鰹節、すのこ、家具類、セメント、皿鉢料理、カツオのたたき、土佐闘犬、土佐ジロー(鶏)、高知よさこい祭、土佐和紙、土佐打刃物、日曜市、ハルウララ(競馬)など。

名勝、観光地など

はりまや橋、桂浜、龍河洞、足摺岬、四万十川、高知県立坂本龍馬記念館、高知市立龍馬の生まれた町記念館、中岡慎太郎記念館、やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム、高知県立のいち動物公園、高知城など。

その他

四万十川、仁淀川などでのカヌーやキャンプ、太平洋でのホエールウォッチングやダイビング、サーフィンなど。

高知県が舞台となっている小説や映画など

小説

紀貫之「土佐日記」、司馬遼太郎「功名が辻」、宮尾登美子「鬼龍院花子の生涯」、坂東眞砂子「死国」など。

映画

「いけちゃんとぼく」「釣りバカ日誌14」「竜馬の妻とその夫と愛人」「寒椿」など。

テレビドラマ

「龍馬伝(2010年予定、NHK大河ドラマ)」「歌姫(2007年)」「功名が辻(2006年、NHK大河ドラマ)」「海がきこえる(1995年)」「ノンちゃんの夢(1988年、NHK朝の連続テレビ小説)」など。

音楽

「南国土佐を後にして(ペギー葉山)」

漫画

「ツルモク独身寮(窪之内英策)」、「お〜い!竜馬(武田鉄矢、小山ゆう)」、「竜馬へ(むつ利之)」、「土佐の一本釣り(青柳裕介)」、「ぼくんち(西原理恵子)」、「シャコタン☆ブギ(楠みちはる)」、「たいようのマキバオー(つの丸)」など。

アニメ

「侍ジャイアンツ」など。

高知県出身の有名人

政治家

吉田茂、板垣退助、坂本龍馬(幕末の志士、海援隊を結成)、中岡慎太郎(幕末の志士、陸援隊を結成)など。

漫画家

小野新二、楠みちはる、黒鉄ヒロシ、西原理恵子、徳弘正也、はらたいら、やなせたかし、弓月光など。

芸能人

福留功男、岡本真夜、織田哲郎、矢野絢子、円広志、ソニン、北村総一朗、高知東生、高松英郎、川谷拓三、広末涼子、島崎和歌子、島崎俊郎、西川きよし、横山やすし、間寛平、ニブンノゴ!など。

スポーツ選手

朝潮太郎(元大関、現高砂親方)、朝青龍明徳(国籍はモンゴル、第68代横綱 高知新聞では郷土出身力士として扱っている。)、玉乃海太三郎、江本孟紀、藤川球児など。

その他

岩崎弥太郎(三菱財閥創業者)、樫尾茂(カシオ計算機創業者)など。

カツオのたたきについて

「たたき」の始まり

昔、生のカツオを食べた領民が食中毒になったときに、当時の領主である山内一豊が生ものを禁止したそうです。

それなら焼けばいいということで、はじめたのが「たたき」なんです。

「たたき」の語源

生のカツオを四つ身にさばいて、表面に塩をふり、包丁の面でたたいてから焼くため、「タタキ」といわれるようになったようです。

ちなみに、焼いただけのカツオは「焼き節」と呼ばれます。

カツオといえば焼津

現在では、カツオは高知県よりも静岡の焼津のほうが有名となっていますね。

冷凍技術が発達したため、カツオも冷凍保存されるわけですが、この冷凍カツオを半解凍で加工する技術が焼津で確立され、その製法で業者がカツオのたたきを広めたため、「カツオといえば焼津」とまでいわれるほどになったようです。

(09/05/22)

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この記事の更新状況

(09/05/22)掲載

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