イギリスの国名についての話。イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの由来などの雑学。

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正式な国名

イギリス
グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国

イギリスの正式名は、
「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」です。
かなり長いほうですね。
以前は「北」はなかったのですが、アイルランド島の南側が独立してからは現在の名称になりました。

「連合」というからには、複数の国のあわさった形です。
内訳は、ブリテン島北部のスコットランド(首都エディンバラ)、南部のイングランド(首都ロンドン)、南西部のウェールズ(首都カーディフ)、北アイルランド(首都ベルファスト)の4つです。

同じ君主を戴く別の国ですが、それぞれが独立しているわけではなく、EUや国連の構成国としては全体で一国です。

イギリスの地名について

古代ローマ人が「ブリトン人」と呼んでいた民族がいました。
フランス語ではブルターニュといいます。
フランスのブルターニュという地名はここからきています。
それに対応して、フランス語でブリテン島のことを「グラン・ブルターニュ」といいます。
これを逆輸入して英語で「グレートブリテン」といいます。

「イングランド」は「アングロ人の国」という意味で、アングロ・サクソン人が移住してできた国です。

「スコットランド」は、ローマ時代にはカレドニ族が住んでいたので「カレドニア」と呼ばれていましたが、アイルランドのケルト系スクイト族が侵入して混血し、そのまま「スクイト族」を名乗りました。
イングランド人は、かれらを「スコット」と呼び、その地を「スコットランド」と呼ぶようになりました。

ウェールズは、ケルト系ブリトン人のキムブル族が住んでいたので「カンブリア」と呼ばれていました。
アングロ人がブリテン島に侵入してからも、彼らは孤立して生活していたので「ウェリクス(外国人)」と呼ばれていました。
この「ウェリクス」がなまって「ウェールズ」になったのです。

なんにせよ、イギリスはわが国日本と同じ島国です。
しかし、大陸との距離の違いからか、歴史は非常に複雑で、侵略や征服、戦争などがたえません。
そのため、地名や言語、風習などを理解しようとするとき、必要な予備知識が膨大です。
ここでは、ごく表面的にしかあつかっていませんが、いろいろ掘り下げると面白い話がたくさんありますよ。

(07/01/08)

アイルランドについて補足

「アイルランド」というのは英語ですが、アイルランドの言葉では「エール」または「エーラ」というそうです。
この語源については諸説あってはっきりしてません。
2つ紹介します。

アイルランド神話の女神「エリウ」からとったという説があります。

もうひとつはアッカド語の「エレブ」が起源という説です。
「エレブ」がギリシャでは「エウロペ」となり、ヨーロッパの語源となりましたが、ケルト語では「エール」となって、西の最果ての島(アイルランド島)をさすようになったそうです。

アッカド語の「エレブ」は暗闇や日没をさす言葉で、後に日没の方向である西の意味になっていったそうです。
その反対の言葉で、光や日の出を意味する「アッス」という言葉がありましたが、これが後に東を意味するようになり、「アジア」の語源となったそうです。

(08/01/16加筆)

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この記事の更新状況

(07/01/08)掲載
(08/01/16)加筆

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