「きつねうどん」と「たぬきそば」について解説します。

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関東における「きつね」と「たぬき」

「きつね」

きつねうどん(12食入)

きつねうどん(12食入)

「きつねうどん」は、どうやら全国共通のようですね。
「かけうどん」にうすあげを具としてのせたものです。
普通は甘辛く煮たうすあげを使いますが、京都では、味噌汁の具に使ううすあげのように、小さめに切ったものを油抜きしただけで具としている店もあります。

【訂正】
京都で、味のついていないきざんだうすあげを具としたうどんは、「きつねうどん」ではなく「きざみうどん」というそうです。

(07/11/02)訂正

関東で、「きつねそば」とたのめば、うどんと同様、あげがのったそばがでてきます。

「たぬき」

「たぬきうどん」は、昭和20年代前半の東京が発祥のようです。

それまでは、テーブルにおいてある容器から、自由にとってトッピングしていた「揚げ玉(天かす)」を、「ただ」ではもったいないと考えたのか、料金をとって新メニュー「たぬき」を考案したそうです。

それから「たぬきうどん」「たぬきそば」が徐々に広まっていったようです。

つまり、関東で「たぬき」といえば、揚げ玉がのったうどん、そばのことです。

関西における「きつね」と「たぬき」

「きつね」

「きつねうどん」は、いうまでもなく「あげ」がのったうどんです。

しかし、「きつねそば」は存在しません。なぜなら…。

「たぬき」

「たぬきそば」は、カンタンにいうと「きつねうどん」のうどんをそばに替えたものです。
うすあげがはいったそばです。
関東では、「きつねそば」ですね。

逆に、関西では、「たぬきうどん」も存在しません。

「きつね」といえば「きつねうどん」のことで、「たぬき」といえば「たぬきそば」のことなんです。

じゃあ、関西で揚げ玉いりのうどんやそばは何ていうの?

ご質問ごもっともです。

関西のうどん屋、そば屋では、揚げ玉(天かす)はサービスのところが多いです。

「たぬき」

いわゆる「たぬきうどん」を食べたいときは、

「おばちゃん、「すうどん」ひとつ!天かすいれてんか」
訳  「すみません、かけうどんを1人前おねがいします。揚げ玉をのせていただけますか」
と頼めばいいでしょう。

「たぬき」

問題は、「たぬきそば」です。メニューにあるからといって、「たぬき」とそのまま頼むとあげがのったそばがでてきます。

揚げ玉入りのそばがたべたいときは、やはり、
「おばちゃん、かけそばひとつ!天かすのせてんか」
訳  「すみません、かけそばを1人前おねがいします。揚げ玉をのせてもらえますか」
と、いう必要がありますね。

(07/04/11)

京都の「たぬき」と、「ハイカラ」について

ここまでは、管理人が大阪のうどん屋のおばちゃんに直接聞いた話ですので、上記の「関西」を「大阪」と読み替えていただくと、より正確かもしれません。

「京都ではたぬきはあんかけ」「天かすいりはハイカラ」というご指摘をいただいたので、訂正と加筆させていただきます。

京都のたぬき

京都では、うどんに刻んだうすあげとくずあんをかけたものを「たぬき」といいます。
管理人の地元では、これを「あんかけうどん」というので、ずっと「あんかけうどん」だと思いこんでいました。
失礼しました。

というわけで、京都では「きつねそば」もあるようです。
あげののったそばです。
「たぬきそば」は「あんかけそば」のようです。

「ハイカラうどん」「ハイカラそば」

関西の地方(時代)によっては(京都?)、天かすをのせたうどん、そばを「ハイカラうどん」、「ハイカラそば」というそうです。

管理人が大阪在住のころ(1996年頃まで)の大阪市内では、まったく聞きませんでした。
現在は西日本の地方都市在住ですが、この近辺でも聞きません。
メニューでも見た記憶がないですね。

大阪と京都の中間くらいにある枚方市に親戚がいるので聞いてみましたが、「ハイカラうどん」というのは聞いたことがないそうです。

「ハイカラ」については、よくわかりませんでしたので、関西のかた、ご存知のかたいらっしゃいましたら、ぜひ情報をメールフォームでお寄せください。

  • いつごろ(昔?最近になって?ずっと?)
  • どの地方で
  • どんな年代の方が

このあたりが知りたいです。宜しくお願いします。

(07/11/02)

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このページの更新状況

(07/04/11)掲載
(07/11/02)訂正、加筆

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