「懐石料理」は茶会の席
昔、禅僧が修行中に飢えと寒さをしのぐために温めた石(温石、おんじゃく)を懐にいれていた(懐石)ことから、禅家では隠語で夜食のことを「懐石」といいました。
この言葉が、茶道における簡素な食事をさすようになり、お茶を味わうための軽い食事を「懐石料理」というようになりました。
形式としては、日本の正式な食事作法にのっとり、はじめにご飯に箸をつけることになっています。
献立は、いわゆる一汁二菜(三菜のこともある)の簡素なもので、茶の作法にしたがって食事はすすめられます。
「懐石料理」は茶会の質素な食事
「会席料理」は酒の席
寄り合いの席や宴会のことを「会席」といいます。
江戸時代に連歌や俳諧の席で食事を楽しんだことからはじまったそうです。
器や膳の形式に決まりはなく、比較的豪華な料理が出されます。
特徴としては、会席は酒の席なので、ご飯ではなくお酒が主体となります。
最初の膳に「つき出し」など酒の肴がだされ、箸の上に酒盃が伏せられています。
箸をとるまえに酒を受けるわけです。
献立はその席によっていろいろですが、たいていは酒にあう料理がだされ最後にご飯と味噌汁、となります。
「会席料理」は宴会の豪華な料理
(06/10/01)
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(06/10/01)掲載
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