ラクダの体の特徴
なんと、ラクダには「水タンク」があるんです。
胃の近くにある袋に水をためておいて、必要に応じて胃へ送るようです。
ラクダは一度に130リットル以上も水を飲んで、その袋にためておくんですね。
容量もたいしたものです。
ラクダのまつげはやたら長いですが、砂嵐から目を保護するのに役立っているとおもわれます。
鼻の穴は開閉でき、耳の穴には長い毛で、砂の侵入を阻んでいます。
わきの下や腹などには「タコ」があり、熱い砂地に座ってもやけどしにくくなっています。
ラクダといえば背中のこぶですが、実はあの中は高カロリーの脂肪が蓄えられています。
砂漠に旅立つ前に栄養を脂肪にかえて、背中のこぶに貯蔵しているのです。
だから、長旅をおえたころは、背中のこぶがぺちゃんこにしぼんで垂れ下がっています。
子供のラクダ
ラクダの子供はこぶがありません。
ミルクを飲んでいるあいだは、いつでも母親ラクダから栄養を補給できるので、こぶの必要もありません。
小さいときはこぶの位置の皮膚がすこしたるんでいて、成長するにしたがって、こぶも徐々におおきくなってきます。
ライオンの「たてがみ」やニワトリの「とさか」みたいですね。
(06/10/01)
靴を履いたラクダ
上野動物園に昔、靴を履いたラクダがいました。
伊達や酔狂で履かせたわけではないのです。
このラクダは、足の裏の皮膚が異常に分厚くなる病気にかかり、手術などの治療もむなしく、なかなか回復しませんでした。
その痛々しい姿に、ある靴屋さんが見かねて靴を作りプレゼントしたのです。
昭和41年(1966年)9月20日のことでした。
最初の靴は一月ほどで底が抜けてしまいました。
人間と違って、ほとんど立ちっぱなしの上に体重が重いですから、靴も長持ちしません。
型取りや仮縫いなど人間と勝手が違って大変な苦労だったそうですが、この靴屋さんはその後数回靴をプレゼントしたそうです。
動物にとって、足は非常に重要で、歩行に支障があるのは致命的です。
このラクダも結局、靴屋さんの努力のかいなく、昭和48年(1973年)7月9日、足の病気のために安楽死の処置がとられました。
(06/10/13)加筆
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(06/10/01)掲載
(06/10/13)加筆
