国宝と重要文化財などに関するうんちくを紹介します。

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重要文化財

「重要文化財」とは

「文化財保護法」において、「文化財」を「有形文化財」「無形文化財」「民俗文化財」「記念物(史跡、名勝、天然記念物)」「文化的景観」「伝統的建造物群」の6つの分野に分類しています。

このうち、「有形文化財」に分類されるもので、文部科学大臣によって指定されたものを「重要文化財」といいます。

重要文化財は、さらにいろいろと分類されています。
まず、建造物の部と美術工芸品の部に分かれていて、美術工芸品の部はさらに、絵画、彫刻、工芸品、書籍や典籍、古文書(こもんじょ)、考古資料、歴史資料の7つに分かれています。

都道府県、市町村指定の有形文化財

地方公共団体(都道府県、市町村)は、国指定の文化財以外の文化財について重要なものを指定して保護することができます。

各都道府県、市町村ではそれぞれ文化財保護条例を定めて、有形、無形の文化財を指定しています。
これらの文化財は「○○県指定文化財」「○○市指定文化財」など、国指定の文化財とは区別されているのでご注意を。

国宝

国宝とは

国が指定した重要文化財のなかで、世界的な文化資産として価値の高いもので、国民の宝であるものと文部科学大臣が指定したものです。

わかりやすく言うと、「重要文化財のなかでも、より大切なものが国宝」という感じですね。

法的には国宝も重要文化財の一種なんです。

人間国宝

重要文化財や国宝は、有形文化財を指定の対象にしていますが、それ以外に分類されるものでも国が指定して保護しているものがあります。
例えば、天然記念物とか、史跡、名勝、無形文化財や民俗文化財などです。

その中の「無形文化財」は、演劇、音楽、工芸技術などが含まれていて、国が認定したものを「重要無形文化財」といいます。
そして、その認定された無形文化財保持者のことを人間国宝と呼びますが、これは通称で、正式な言い方ではありません。
正式には「重要無形文化財の保持者」となるでしょうか。

重要無形文化財に指定されるのは、芸能、工芸技術などの「わざ」そのものです。
そして、その「わざ」を体得している名人が「重要無形文化財の保持者」、通称「人間国宝」です。

国宝と重要文化財の指定件数

2007年までに指定されている国宝と重要文化財の件数です。参考までに。

建造物に関して、件数と棟数が違いますが、これは例えばお寺の場合、本堂や塔など数棟の建物で構成されていても、全体で一件と数えるためです。

  • 建造物    2,328件4,210棟(うち国宝213件257棟)(2007年(平成19年)12月21日指定分まで)
  • 美術工芸品  10,283件(うち国宝861件)(2007年(平成19年)6月8日指定分まで)
    • 絵画 1,952件(うち国宝157件)
    • 彫刻 2,623件(うち国宝126件)
    • 工芸品 2,410件(うち国宝252件)
    • 書跡や典籍 1,860件(うち国宝223件)
    • 古文書 722件(うち国宝59件)
    • 考古資料 564件(うち国宝42件)
    • 歴史資料 152件(うち国宝2件)

(08/01/31)

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(08/01/31)掲載

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