インフルエンザの語源や歴史、予防法など、インフルエンザに関する雑学です。

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インフルエンザとは

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる感染症で、流行性感冒(りゅうこうせいかんぼう、流感)ともいいます。

高熱や筋肉痛、風邪のような症状があらわれ、急性脳症や二次感染によって死にいたる危険のある恐ろしい病気です。

「風邪の一種」と侮っていられない重篤な病気ですので、しっかりと対策したいですね。

インフルエンザの歴史

古くは、古代エジプトでインフルエンザと思われる病気の記録が残っています。

歴史上最も猛威を振るったのは、1918年〜1919年に世界的大流行(パンデミック)したスペインかぜです。

感染者はおよそ6億人、4000万〜5000万人もの死亡者がでました。

そのため、第一次世界大戦の終結の遠因となったといわれています。

日本では、平安時代に近畿地方でインフルエンザらしき病気が記録されています。

江戸時代には、「お七かぜ」「谷風」「琉球風」といった名前で呼ばれ、大流行を繰り返していたようです。

新型インフルエンザ

インフルエンザは毎年のように流行しますが、近年では鳥インフルエンザや豚インフルエンザは人に感染して問題になってますね。

本来、インフルエンザウイルスは人畜共通感染症で、ヒト以外に豚や鳥が感染することがあります。(馬インフルエンザはヒトには感染しないようです。)

現在流行中の新型インフルエンザは、豚インフルエンザが変異したものと思われます。

もともと鳥の病気であったものが、ウイルスの突然変異によってヒトなどに感染するようになったと考えられていて、次々と変異を繰り返すために毎年のように違う種類のウイルスが流行しています。

インフルエンザの語源

インフルエンザは、中世ヨーロッパでも流行を繰り返していました。

当時はもちろん、ウイルスの存在など知られていませんでした。

そのため、病気の原因を、「瘴気(しょうき)」といわれる汚れた空気のようなものと考えたり、占星術から、天体の運行や寒気の影響などと考えたりしていました。

特に、冬に流行し春に終息するために、天体影響説が重要視されていたようです。

そのため、16世紀のイタリアで「影響」という意味のイタリア語「influenza(インフルエンツァ)」という名前で呼ばれ始めたそうです。

これが18世紀にイギリスに伝わり、英語では「influence(インフルーエンス)」となります。

日本では「インフルエンザ」といわれますが、これはイタリア語の「influenza」を英語読みしたような感じですね。

インフルエンザの予防法

ウイルスの進入経路

インフルエンザウイルスが感染する経路としては、次の3つのルートが考えられます。

感染者の粘液が直接、目、鼻、口などに入る。

家族や恋人など、この経路で感染することも珍しくないと思われます。

ウイルスが付いたものなどを手で触って口などから入る。

インフルエンザウイルスは、生体外でも生存できるので、例えばお金や電車のつり革などに付着したものを触ってしまうことがあるでしょう。

咳やくしゃみなどで飛び散った飛沫を吸い込む。

一回のくしゃみで4万個もの飛沫が飛び散るそうですが、このうちたった一個の飛沫を吸い込んでも感染することができるそうです。

インフルエンザウイルスへの対策

対策としては、次の3段階が考えられます。

空気中からウイルスを減らす。

部屋の中の空気からウイルスを減らし、感染の危険を少なくします。

こまめな換気や加湿(湿度50〜60%くらいに)することで、空気感染の危険を大幅に減らせます。

最近では、窓ガラスに光触媒の薬剤を塗布することで、花粉やウイルスを吸着して空気をキレイにするものがあるようです。>>>エアープロット

体にウイルスを進入させない。

外出時のマスクやゴーグルなどは、帰ってきたら外で処分してから家の中に入るということが重要です。

水道水によるうがい、石鹸での手洗いも効果が期待できます。

また、感染者の触れたものとの接触に気をつけることも大切です。

タオルを別にしたり、感染者が使ったマスクやティッシュなどをさわってしまったら、石鹸で手洗いするなど。

ウイルスが進入しても発病させない。

ワクチンによる予防接種が受けられますので、流行前に受けておくのも有効な予防法ですね。

また、普段から体力を維持して免疫力を低下させないように、栄養や睡眠を十分とるということが大切ですね。

感染者の方、自覚してください

あと、もっとも大切なことは、感染者の自覚ではないでしょうか。

感染したと思われる場合、出歩かない、マスクを着用してウイルスを拡散させないなどの配慮が必要と思います。

健康な人をウイルスで汚染させることは、病気になる可能性を与えるわけですから、傷害罪と同等の罪であるという考え方もあります。

感染の疑いのある人は、ぜひ、自重していただきたいと思います。

(09/05/31)

  

このページの更新状況

(09/05/31)掲載
(11/07/25)更新

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