ドレミファソラシドの起源
聖ヨハネ賛歌
中世の賛歌で、ラテン語の歌詞です。
イタリア語、フランス語の音名の元になりました。
Ut queant laxis
Resonare fibr /is
Mira gestrum
Famuli tuorum
Solve polluti
Labii reatum
Sancte Johannes
(意味)
あなたの僕(しもべ)が
声をあげて
あなたの行いの奇跡を
響かせることができるように
私たちのけがれた唇から
罪を拭い去ってください
聖ヨハネ様
グイード・ダレッツォが考案
この「聖ヨハネ賛歌」は、第1節〜第6節のはじめの音が順番に「C‐D‐E‐F‐G‐A」となっていて、そのことから、教会で合唱団を指導していた僧侶の「グイード・ダレッツォ」という人が、各節のはじめの文字を音名にすることを思いつきました。
すなわち、「Ut‐Re‐Mi‐Fa‐Sol‐La」を「C‐D‐E‐F‐G‐A」にあてたのです。
これは、そのままフランス語の音名になりました。
その後、イタリアでは、発音を容易にするために「Ut」は「Do」になりました。
第7節の2つの単語の頭をとると、「SJ」ですが、JはIの異体字であり、「Johannes」はフランス語で「Ian」なので、「Si」になりました。
こうして、イタリア語の音名「ドレミファソラシド」ができあがったのです。
「ドレミファソラシド」のいろいろ
アメリカでは「ドレミファソラティド」
「サウンド オブ ミュージック」で、「ドレミの歌」がありますね。
そこで歌われている音名は、「ドレミファソラシド」ではなく「ドレミファソラティド」です。アメリカでは「シ」が「ティ」なんです。
ペギー葉山さんの「ドレミの歌」は、これを日本語に訳してアレンジしたものです。
「シは幸せ」となってますよね。
原曲のほうは「Teaはパンとジャムと一緒に」なんて歌われています。
ちなみに「ド」は「doe」で牡鹿、「レ」は「Ray」で太陽光線、「ミ」は「Me」で「私」、「ファ」は「Far」で長距離、「ソ」は「Sew」で「縫い物」、「ラ」はなんと「ソ」の次!となってます。
ヒンドゥー語の「ドレミファソラシド」
インドやネパール、バングラデシュなどでは、「ドレミファソラシド」は「サレガマパダニサ」というそうです。
音階について
日本語の音名は「ハ‐ニ‐ホ‐ヘ‐ト‐イ‐ロ」ですね。
これに対応するのが英語では「C‐D‐E‐F‐G‐A‐B」です。
ハ長調とか二短調とか聞いたことありますよね。
英語だと「Cメジャー(スケール)」とか「Dマイナー(スケール)」となります。
| 日本式 | ハ | ニ | ホ | ヘ | ト | イ | ロ |
| フランス式 | Ut(Do) | Re | Mi | Fa | Sol | La | Si |
| イタリア式 | Do | Re | Mi | Fa | Sol | La | Si |
| アメリカ式 | C | D | E | F | G | A | B |
| ドイツ式 | C | D | E | F | G | A | H |
つまり、普段「ドレミファソラシド」っていってるのはイタリア語なんですね。
(07/04/27)
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(07/04/27)掲載
