ジハイドロジェン・モノオキサイド(DHMO)の恐怖

スポンサード リンク
スポンサード リンク

ジハイドロジェン・モノオキサイド(DHMO)の恐怖

ジハイドロジェン・モノオキサイドという物質をご存知でしょうか。
略して「DHMO」といいます。

DHMOは水酸の一種で、常温では液体の物質で、溶媒や冷却などにも多用されています。

このDHMOは、非常に身近なもので、日本でも主に自治体や企業が生産、供給していて大量に消費されていますが、いろいろと問題点が指摘されているのです。

少しややこしい話ですが、考えてみてください。

ジハイドロジェン・モノオキサイド(DHMO)の問題点

DHMOの問題点として指摘されていることをあげておきます。

  • 水酸と呼ばれ、酸性雨の主成分である。
  • 温室効果を引き起こす。
  • 重篤なやけどの原因となりうる。
  • 地形の侵食を引き起こす。
  • 多くの材料の腐食を進行させ、さび付かせる。
  • 電気事故の原因となり、自動車のブレーキの効果を低下させる。
  • 末期がん患者の悪性腫瘍から検出される。
  • その危険性に反して、DHMOは頻繁に用いられている。
  • 工業用の溶媒、冷却材として用いられる。
  • 原子力発電所で用いられる。
  • 発泡スチロールの製造に用いられる。
  • 防火剤として用いられる。
  • 各種の残酷な動物実験に用いられる。
  • 防虫剤の散布に用いられる。洗浄した後もDHMOは残留し、産物に悪影響を与える。
  • 各種のジャンク・フードや、その他の食品に添加されている。
  • 異常な発汗や嘔吐の原因となる。
  • 気体の状態では強烈な爆発を起こす。
  • 吸入すると死ぬことがあり、日本では毎年、10人前後の人が亡くなっている。

いかがでしょうか。
DHMOが危険な物質であることを理解していただけたでしょうか。

ジハイドロジェン・モノオキサイド(DHMO)は今も生産され続けている。

DHMOは、現代社会において生活に欠かせないものなので、その供給には政府や自治体が大きく関与しており、主に各地方自治体、市町村などが供給を担っています。

これほど危険な物質を、政府の指導のもと、市町村が生産、供給していることを、マスコミはおろか、文化人などもいっさい問題にしていないために、これらの問題点が一般に広く伝わっていません。

このことを知ったあなたは、自治体に働きかけてDHMOの生産を禁止するような運動があれば、賛成しますか?

それとも、生活に欠かせないものなのだから、多少の危険があろうとも、生産禁止には反対しますか?

ジハイドロジェン・モノオキサイド(DHMO)の恐怖とは

さて、この問題でわかることがあります。
それは、「人はいかに騙されやすいか」ということです。

タネあかしをすると、これらの話は全て事実ですが、全体の流れは一種のジョークなんです。
このジョークを「ジハイドロジェン・モノオキサイドの恐怖」または「ジハイドロジェン・モノオキサイドフィアー」といいます。

1990年にアメリカで作られたジョークで、それをもとに1997年、アメリカ合衆国アイダホ州の14歳の中学生であったネイザン・ゾナーが「人間はいかにだまされやすいか?」という調査に用いたことがきっかけで世界中に広まりました。

この調査では、50人の大人に対してアンケートがとられましたが、「この物質は法で規制すべきか」という質問に43人が賛成してしまい、6人が保留、DHMOの正体がわかった人はわずか1人しかいなかったそうです。

ここまで、私もいじわるくDHMOがいったい何なのかについて説明していませんが、気づいた方もいるかもしれませんね。

ジハイドロジェン・モノオキサイド(DHMO)の正体

ジハイドロジェン・モノオキサイド(DHMO)とは、「Dihydrogen Monoxide」とつづります。「オキシダン」ともいわれます。

「ジ」は「2つの」という意味の接頭語で、(欧米の数詞参照)「ハイドロジェン」は水素、「モノ」は「1つの」で「オキサイド」は酸素、日本語でいうと「一酸化二水素」です。

つまり、「H2O」、水のことなんです。
解りにくいようにわざわざ難解に表現しているのです。

「ジハイドロジェン・モノオキサイド(DHMO)の恐怖」の目的

このジョークは、水について事実に反する説明はいっさいしていませんが、一方的な見方で語っており、聞き手が誤解するように誘導しています。

そのため、先の質問に「賛成」と答える人が多いのは当然のことなんです。

感情的な言葉に流されて、しっかりした科学的な根拠なしに環境保護や食の安全などの運動をしているのを揶揄しています。

書籍などで「この製品は危険だから買うな」と一方的な視点で説明されれば、なんとなく納得してしまいますよね。

2004年の3月には、カリフォルニア州のある町が、DHMOを含む製品の使用を禁止する法案を作った、と報じられました。
ここまでくると笑えない事態になってしまいますね。
法案は成立しなかったようですが。

「ジハイドロジェン・モノオキサイド(DHMO)の恐怖」から得られる教訓

世の中には、啓蒙のふりをしながら巧妙に我々一般人を洗脳、誘導していくプロパガンダが多くあります。

DHMOのように、知っていればひっかかることはないんですが、前もって教えてくれるわけはありません。

署名やアンケートなどでは、そういった運動などに加担してしまうことになりかねませんので注意が必要です。

思考停止に陥らないで、少しでもいいから調べてみることが大切だと思います。

アイダホ州の50人も、DHMOについてほんの少し調べればそれが水だとわかって、いじわるな問題にもひっかからずにすんだわけですから。

人間は非常に騙されやすいのです。私も含めて。

(08/05/09)


このジョークをふまえて、面白いサイトを見つけたので見てみてください。
DHMO-アンサイクロペディア

(08/05/14)加筆

前の記事 震度とマグニチュードの違い に戻る
次の記事 大きな数の話 に進む

関連記事

  

このページの更新状況

(08/05/09)掲載
(08/05/14)加筆

スポンサード リンク