A判、B判、紙の大きさの規格について、成り立ちや実情などを説明します。

スポンサード リンク
スポンサード リンク

規格の由来

ヨーロッパからの規格

A判は、ドイツの工業規格を1929年に導入したものです。

全紙(A全判)の面積を1平方メートルとして定め、用紙を横半分に裁断していっても、面積は半分になっても縦横比が常に一定になるような寸法に決められました。

日本の規格

B判もA判と同様にサイズを決めたわけですが、俗説が広まっているので、少し注意しましょう。

日本に漉き紙(すきがみ、和紙のように漉いて作る)が伝わったのは、610年、高句麗の僧、曇徴によってもたらされたのが最初、となっています。

これを改良、進化させて和紙が広まって行きました。

江戸時代になると、幕府が公文書に使う紙の大きさ(美濃紙)を決めました。

これが、現代のB判のルーツであるというのは、実は微妙に違っていて、A判の面積を1,5倍にすると、美濃紙に近い寸法がとれるので、採用したわけです。

明治、大正ごろの出版物は、美濃紙を基準としていたものが多く、公文書もそうでした。
そういう都合から、このサイズを残したかったのですね。

規格の実情

日常使う、規格

A4とか、B5とかいう紙の大きさの規格は、それぞれ基準となるA判、B判を何分割したか、というものです。

たとえば、最大の場合は、A0、その半分がA1、A1の半分がA2、というふうに、AやBの後ろの数の回数分、2分割していくわけです。

出版業界では、A1、B1を全判と呼ぶ習慣があるそうですが、本来は0判が全紙サイズです。

最近の傾向

以前は、B5ノートに代表されるように、B4、B5サイズが主流でしたが、近年、オフィスでのプリンタの普及や、1枚の情報量などから、A4サイズが主流になっています。

役所や企業の公式なものは、ほぼA4だと思っていたほうがいいでしょう。

(07/06/24)

前の記事 医薬品、医薬部外品の違い に戻る
次の記事 登録商標のいろいろ に進む

  

このページの更新状況

(07/06/24)掲載

スポンサード リンク