徳川家康の死因は「てんぷら中毒死」という俗説について解説しています。

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てんぷら中毒死?

徳川家康
徳川家康

京都の豪商、茶屋四郎次郎というひとが、最近流行の食べ物といって家康にすすめたのが「鯛のてんぷら」だったそうです。

大変おいしかったのでしょう。75歳というけっして若くはない年の割りに、たくさん食べ過ぎました。

翌日、発病してそのまま亡くなったので、「てんぷら」にあたって死んだ、というのがよく知られています。

タイミング的にはじめて食べるてんぷらを摂った翌日に亡くなったのでてんぷら中毒にみえますが、素材が鯛であることや調理法が揚げ物であることから死ぬほどの食中毒は考えにくいですね。やはり持病の悪化が原因ではないでしょうか。

訂正
家康が鯛の天ぷらを食べたのは1月21日(旧暦)の夕食で、亡くなったのは4月17日(旧暦)です。
「天ぷらを食べた翌日に亡くなった」と勝手に思い込んでました。

(08/12/11)

家康の腹部にしこりがあった

家康の侍医であった片山宗哲という医師は、家康の晩年の健康管理についても相談にのっていました。

その宗哲が残した「片山家譜」によると、「大権現様(家康のこと)、御腹中に塊ありて、時々痛みたもう」とあります。

腹部に塊(しこり?)というのは、胃癌ではないかと思われます。家康は我慢の人だったので、ストレスから胃癌になった可能性があるようです。

たまたま、はじめて「てんぷら」を食べたあとというタイミングだっただけで、実際には胃癌の悪化が死因ではないかというのが定説のようですね。

(06/10/01)

  

この記事の更新状況

(06/10/01)掲載
(08/12/11)訂正

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